曽木第2発電所の遺構
■鹿児島県伊佐市の「鶴田ダム湖」で、水位が低い時に出現する「曽木第2発電所」の遺構を見学に行ってきました。串間から国分、溝辺などを経由して(途中九州道利用)往復265kmの車の旅でした。■見学に行くきっかけは、宮崎日日新聞に写真入りで紹介されていたのです。例年、雨の多い夏場はダムのオーバーフローを防止するため貯水量を減らすのだそうです。ところが今年は台風襲来もなく、秋も少雨で渇水状態。夏場しか姿を見せない発電所跡が今年は冬に見ることができるとのこと。■実物は大変見応えのある物(遺 構)でした。100年前の1909年に建設したのですから大事業だったに違いありません。重機もない明治のこと・・・職人さん達の苦労は並大抵ではなかったでしょう。この水力発電所の取水場所になっていた「曽木の滝」の横で、大型クレーンなどを使った吊り橋の建設が進んでいたのが対照的でした。
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