ざぶん賞
■小学四年の娘が 一学期の終業式で、夏休み期間中の作品募集一覧を学校からもって帰ってきました。人権問題や環境問題、農業関係などなどのテーマから各種団体、事業所が小中学生に向けて作文、習字、工作などを募集します。■いろいろなテーマの中から娘は、「ざぶん賞(ZABUN.JP)」というのを選びました。このプロジェクトは、「生命の源である水や海のテーマを通じて、命や自然の大切さについて考えてもらうことを目的とした事業」で小中学生を対象とした創作文を公募していました。■夏休みも終わりに近づいた頃、娘から「読んでみて」と言われました。作品名は「小冒険家 小魚たっちん」という童話でした。物語のあら筋はこうです。「串間市にある赤池渓谷の奥の大矢取川に住む、小魚たっちんが、自分が住んでいる川はどこまで流れているか知りたくなって、大矢取川を飛び出し冒険するというものでした。赤池渓谷で川遊びをする子供達に網ですくわれそうになったりしながら、本流の福島川に入って、いろいろな魚と知り合いながら河口を目指しますが、川魚のたっちんは、海水がダメなので、そこから先へは進めません。しかたなく住み家の大矢取川に引き返しました。そこで「小冒険家」の小魚たっちんは、夢は「大冒険家」になることだ。と自分に誓いました。そして20年後・・たっちんは夢がかなって大冒険を続けている。」という作品でした。川魚のたっちんが海水をどうやって克服して大海原へ出て行ったのかは童話を書いた娘しか知りませんが・・・■そんなことも忘れかけていた10月の終わり、「ざぶん賞」と書いた封筒が届きました。封を切ると、「ざぶん賞、入賞のお知らせ」でした。 「奨励賞」の受賞で、60作品選ばれたそうです。ざぶん賞2006(第5回)は、応募総数4011作品で、「ざぶん大賞」、「準ざぶん大賞」などが選ばれ、 表彰式を2006年11月11日(土)15:00から、入賞作品展示を11月10日(金)~12日(日)まで金沢21世紀美術館で行われます。■また、入賞した創作文には、アーチストが装画などを加えて新しい芸術作品に仕上げ、これを本人に贈呈していただけるのだそうです。■展示されている娘の作品を見学に行きたいのですが、ここ串間から金沢は遠いですしね。残念ながら行けませんが、たくさんの方に作品を読んでいただければ幸いです。
☆小魚たっちんの冒険ルートを「轍Wadachi」で描いてみました。
追 記
「ざぶん賞2006」の宮崎県受賞者が、宮崎日日新聞2006年(平成18年)11月23日(木)第20面「教育の広場」で紹介されました。本県からは、「準ざぶん大賞」に1名、「特別賞」に1名、「奨励賞」に3名が選ばれたそうです。
ざぶん賞、入賞おめでとうございます。
我が家の子供もありがたいことに賞をいただき、遠い中家族で表彰式に行ってきました。筑紫哲也さんにもお会いできて、写真を一緒に撮っていただいたり、受賞した本人よりも親の方が興奮していると子供には苦笑いされました。
金沢美術館はとても素敵でしたよ。
機会がありましたらぜひご家族でお出かけ下さい。
投稿: ポン | 2006-11-13 15:30
ポンさん、書き込み有難うございます。and受賞おめでとうございます。表彰式いかれたのですね。羨ましい、大賞でもいただいてれば無理してでも行ったかもしれませんが・・・奨励賞だったですし。次回も頑張ると娘は言っております。
投稿: A-south | 2006-11-13 16:11